「駐車場をコンクリートにリフォームしたあと、白線や車止めを追加したい」「複数台停められるように仕切り線を引きたい」——駐車場の白線引きと車止め設置は、意外と問い合わせの多い小規模工事です。
元外構営業・現場監督として、白線・車止め工事の見積もりや施工を多数手がけた経験から、費用相場・素材選び・雪国ならではの注意点まで詳しくお伝えします。
外構リフォーム全体の費用は外構リフォームの費用・業者選び、工事別の相場は外構工事の費用相場まとめでご確認ください。


この記事でわかること
- 駐車場の白線引きの費用相場
- 車止めブロックの設置費用相場
- 雪国・福井市での白線と車止めの注意点
- DIYでの白線引きと車止め設置は可能?
- 業者に依頼するメリットと費用の目安
- よくある質問
駐車場の白線引きの費用相場
白線の引き方には「スプレーペイント」「ラインテープ」「路面標示用塗料の刷毛・ローラー塗り」「熱溶融式ラインマーキング」があります。
| 施工方法 | 費用目安(1本あたり) | 耐久年数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スプレーペイント | 1,000〜3,000円 | 1〜2年 | 安価・DIY可能・すぐ消える |
| 路面標示用塗料(刷毛) | 3,000〜8,000円 | 3〜5年 | 一般的な白線引き |
| ラインテープ(粘着テープ) | 2,000〜5,000円 | 1〜3年(剥がれやすい) | 簡易施工・雪かきで剥がれやすい |
| 熱溶融式ラインマーキング | 5,000〜15,000円 | 5〜10年 | 高耐久・主に業務用駐車場向け |
一般家庭の駐車場では、路面標示用塗料(刷毛・ローラー)が費用と耐久性のバランスがよく、最もよく選ばれます。白線1本(長さ5m程度)の施工費用目安は3,000〜8,000円です。
駐車場の白線は何本分の費用が一般的?
2台分の駐車場で仕切り線を1本引く場合、施工費用は5,000〜15,000円程度が相場です。4台分で複数本の仕切り線を引く場合は1〜4万円程度になります。「車のナンバーを書く」「P」マークを描く場合は追加で1〜3万円程度かかります。
車止めブロックの設置費用相場
車止め(パーキングブロック・タイヤストッパー)は、駐車場の後退しすぎ防止・誘導のために設置します。
| 車止めの種類 | 材料費目安(1個) | 設置費用目安(1個) | 耐久性 |
|---|---|---|---|
| コンクリート製 | 1,500〜4,000円 | 3,000〜8,000円(アンカー込み) | ◎(20年以上) |
| ゴム製(市販品) | 2,000〜5,000円 | 1,000〜3,000円(アンカー込み) | ○(5〜10年) |
| プラスチック製 | 1,000〜3,000円 | 1,000〜2,000円 | △(3〜7年・劣化しやすい) |
| 御影石製 | 5,000〜15,000円 | 5,000〜12,000円 | ◎(30年以上) |
材料費+設置費の合計で、コンクリート製車止め1台分(2個)の費用は1〜2万円程度が目安です。2台分(4個)なら2〜4万円です。
雪国・福井市での白線と車止めの注意点
福井市では最深積雪80〜100cm(豪雪年155cm超)、山間部では200〜300cmに及ぶため、駐車場の白線・車止めにも雪国特有の問題が生じます。
積雪地域で白線が消えやすいのはなぜ?
白線が消えやすい主な原因は「雪かきのスコップによる擦れ」です。特に以下の状況で消えやすくなります。
- 金属製スコップが白線部分を直接削る
- 除雪機のブレードが路面に当たる
- 凍結防止剤(塩化カルシウム)が路面標示塗料を劣化させる
- 凍結・解凍の繰り返しで塗料が剥離する
雪国での白線は一般的に2〜3年で塗り直しが必要になります。耐久性を求めるなら熱溶融式(5〜10年)が有効ですが、費用は高くなります。
車止めが雪かきや融雪の邪魔になることはある?
はい、高さのある車止め(高さ15cm以上)は、除雪機のブレードや除雪車のプレードが当たってしまい、破損する可能性があります。また、車止めの周辺に雪が積もると雪かきがしにくくなります。
雪国での車止め設置で推奨される対策:
- 低め・薄めの車止めを選ぶ(高さ8〜10cm以下)
- 脱着式の車止めを使う(雪シーズンは外しておける)
- 地面に埋め込みタイプ(フラット型)を選ぶ(雪かきの障害にならない)
脱着式の場合は、穴に差し込む形で設置するため、雪シーズン前に外しておくことが可能です。春に再設置すれば白線の消えも防止できます。
DIYでの白線引きと車止め設置は可能?
白線引きはDIYでも対応できます。ホームセンターで路面標示用スプレー(1本500〜1,500円)や刷毛塗り塗料(1缶2,000〜5,000円)が購入できます。マスキングテープで幅を決めてから塗ると仕上がりがきれいです。
ただし、業者が使う路面標示塗料は一般小売りしていないものも多く、耐久性は市販品より高いです。
車止めの設置はアンカー打ち(電動ドリルでコンクリートに穴を開けてアンカーボルトを打ち込む作業)が必要なため、工具と経験がある方でないとDIYは難しいです。アンカーが不十分だと、車がバックして当たった際に車止めが動いてしまい意味がなくなります。
業者に依頼するメリットと費用の目安
外構業者に白線引き+車止め設置をまとめて依頼した場合の費用目安(2台分):
- 白線1本(5m程度):5,000〜10,000円
- 車止め2個(コンクリート製):1.5〜2万円
- 合計:2〜3万円程度
コンクリートのリフォームと同時に依頼すると、単独発注より割安になるケースがほとんどです。「コンクリート打設が完了したら白線と車止めも頼みたい」と最初に伝えておくことをすすめます。
よくある質問
白線の幅は規定がある?何cmが一般的?
一般的な住宅駐車場の仕切り白線は幅10〜15cmが標準です。公共駐車場の規定(道路標識令)とは異なり、個人宅では特に幅の法的規定はありません。見た目のバランスで10〜15cmが最も多く選ばれています。文字(「P」「来客用」等)を入れる場合は、幅広にするか、文字部分は別のサイズで対応します。
車止めは後から設置できる?コンクリートが固まってからでも大丈夫?
はい、コンクリートが固まった後でも設置できます。電動ハンマードリルでコンクリートに穴を開けてアンカーボルトを打ち込む施工方法が一般的です。コンクリートの厚みが10cm以上あれば問題なく設置できます。ただし、薄い(5〜7cm程度)コンクリートは穴を開けると割れるリスクがあるため、業者に確認してから作業してもらうのが安全です。



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