「施工が終わったあとにひび割れが出た。これは保証してもらえるの?」「業者が対応してくれなかった」——外構リフォームで施工後のトラブルは意外と多く、保証内容を事前に確認していなかったために困るケースが後を絶ちません。
元外構営業・現場監督として、施工後の保証トラブルを数多く見てきました。
外構リフォームの費用と進め方は外構リフォームの費用・業者選びでご確認ください。

この記事でわかること
- 外構リフォームの保証期間の相場
- 福井の雪国特有のひび割れと保証の関係
- アフターサービスの内容と確認ポイント
- 保証期間終了後のメンテナンス費用の目安
- よくある質問
外構リフォームの保証期間の相場
外構工事の保証期間は業者によってさまざまです。法律で定められた最低基準と、業者が独自に設定する保証期間があります。
| 工事の種類 | 業界の一般的な保証期間 | 法的最低基準(瑕疵担保責任) |
|---|---|---|
| コンクリート舗装・土間 | 1〜3年 | 1年(商法上) |
| ブロック塀・擁壁 | 1〜3年 | 1年(商法上) |
| カーポート(メーカー品) | 2〜10年(メーカー保証) | 1年(施工保証) |
| フェンス・門扉(メーカー品) | 2〜5年(メーカー保証) | 1年(施工保証) |
| 造園・植栽 | 枯れ保証6ヶ月〜1年 | なし(慣習による) |
| 人工芝 | 1〜3年(施工保証) | 1年(商法上) |
保証期間は「施工保証」と「メーカー保証」の2種類があることに注意してください。
- 施工保証:業者の施工ミス・工法ミスに対する保証(業者が責任を負う)
- メーカー保証:製品本体の不具合に対するメーカーの保証(製品購入者が対象)
コンクリートのひび割れは保証対象になる?
コンクリートのひび割れには大きく2種類あります。
- ヘアクラック(幅0.3mm以下):乾燥収縮による微細なひび割れ。コンクリートの特性上、ある程度は避けられない。施工不良とは言えないケースが多く、保証対象外になることも。
- 構造クラック(幅0.5mm以上):地盤沈下・施工不良・厚み不足による深いひび割れ。施工に問題がある場合は保証対象になる。
「ひび割れが出た」だけでは保証対象かどうか判断できないため、発生した場合はまず業者に連絡して現地確認を依頼してください。
福井の雪国特有のひび割れと保証の関係
福井市では最深積雪80〜100cm(豪雪年155cm超)・山間部200〜300cmの積雪・凍害がコンクリートに与えるダメージが大きいです。
- 凍害によるひび割れ:コンクリート内の水分が凍結・膨張を繰り返すことで内部から破壊される現象。施工品質(水セメント比・厚み・養生)が不十分だと発生しやすい。
- 塩害によるひび割れ:融雪剤(塩化カルシウム)の過剰使用でコンクリート内の鉄筋が錆び、膨張してひび割れる現象。
凍害・塩害によるひび割れは、施工から1〜3シーズン後に現れることがあります。保証期間内(1〜3年)に発生した場合は、業者に「凍害対策の施工をしたか」「コンクリートの厚みは何cmか」を確認した上で、保証対応を求めることができます。
施工保証書が発行されない業者は信頼できる?
口頭での「保証します」は後からトラブルになりやすいです。信頼できる業者であれば、施工完了後に書面での施工保証書を発行します。保証書には以下が明記されていることを確認してください。
- 保証期間(○年間)
- 保証対象の工事内容
- 保証対象外の条件(地震・洪水・使用者の過失等)
- 保証対応の方法(連絡先・対応の流れ)
- 発行日・業者の署名・捺印
アフターサービスの内容と確認ポイント
保証とは別に、施工後のアフターサービス体制も重要です。
| アフターサービス項目 | 確認すべきポイント |
|---|---|
| 定期点検 | 1年後・3年後の無料点検サービスがあるか |
| 緊急対応 | 施工後にひび割れ・沈下等の緊急事態が起きた際の連絡先・対応速度 |
| メンテナンス相談 | 「コーキングが劣化した」等の相談窓口があるか |
| 工事記録の保管 | 施工写真・使用材料の仕様書を保管してもらえるか |
地元の外構業者は地域内での評判が重要なため、アフターサービスに積極的なことが多いです。一方、エリア外から来た業者は施工後の連絡が取りにくくなるケースがあります。
保証期間終了後のメンテナンス費用の目安
保証期間を過ぎた後も、定期的なメンテナンスが必要です。
| メンテナンス内容 | 頻度の目安 | 費用目安 |
|---|---|---|
| コンクリートのひび割れ補修(ヘアクラック) | 3〜5年ごと | 1〜5万円 |
| コーキング(目地)の打ち替え | 5〜10年ごと | 2〜8万円 |
| フェンスの塗装メンテナンス | 3〜5年ごと(天然木の場合) | 3〜10万円 |
| カーポートのボルト増し締め | 毎年秋(雪シーズン前) | 1〜3万円(業者依頼の場合) |
雪シーズン前(10〜11月)のカーポートのボルト点検・増し締めは、特に福井市では必須のメンテナンスです。接合部が緩んでいると積雪荷重で変形・倒壊のリスクが高まります。
よくある質問
施工から3年後にひび割れが出た場合、保証期間が1年だと諦めるしかない?
保証期間外でも、明らかな施工不良(厚みが基準以下・ワイヤーメッシュが未使用等)が原因の場合は、民法上の「瑕疵担保責任」を根拠に業者に補修を求められる可能性があります。ただし、施工から相当期間が経過した後の立証は難しいため、施工時の写真・見積書・施工仕様書を保管しておくことが重要です。業者との話し合いで解決しない場合は、消費者相談窓口(福井県消費生活センター等)に相談することもできます。
業者が倒産した場合、保証はどうなる?
業者が倒産すると、その業者の施工保証は事実上消滅します。保証保険(住宅瑕疵担保責任保険等)に加入している業者の場合、保険会社が一定範囲で対応できるケースがあります。外構工事専用の保証保険は一般的ではありませんが、業者選び時に「保証保険への加入の有無」を確認しておくと安心です。長年営業している地元の信頼できる業者を選ぶことが、倒産リスクを下げる最も現実的な対策です。



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